ご挨拶
塾長 川久保隆史
「面倒見」を重視する塾を開きたいと思い立ち、2003年4月におのだ進学塾を設立しました。目指すのは、授業が終われば終了。ではなく、1人1人が本当に分かるようになるまで、とことん寄り添っていく塾です。そのために授業後に居残りして貰うことも多々ありますし、時には授業のない日でも塾に来るよう指示します。とにかく、できるようになるまで私たちスタッフが寄り添い、できるようになるまでひたすら練習していきます。
ただ、勉強は誰かからやらされるものであれば、効果は半減してしまいます。これは私の持論ですが、生徒は問題を解くことができる楽しさを実感すれば、それに比例してやる気も湧いてくるものだと考えます。「できないところを叱る」ではなく、「できたところを褒める」ことで、「できる」という感覚を育てていきます。その「できる」感覚が少しずつやる気に変わり、テストの点数UPに繋がります。
それと同時に、継続することの大切さも教えています。どんなに優秀な人間でも、点数や順位に伸び悩む時期は必ずやってきます。ただ、実はそれが次の段階に飛躍するための大事なステップです。辛い時期は誰しもが現実から目を背け、その状況から逃げ出したくなります(大人だってそうです)。しかし、そこで心を折らずに継続して努力し踏ん張ることで、人間は成長することができます。その逆境で踏ん張る力をおの進では「魂気」(こんき)と呼んでいますが、その「魂気」を注入できるよう、生徒と積極的にコミュニケーションをとっていきます。
はじめの内は「できる」感覚を養うため、お子様を管理していくことがあるかもしれません。しかし、はじめはやらされる勉強であったとしても、その積み重ねが勉強をする習慣を作り、それが少しずつ自主性を育んでいきます。人生の中でも貴重なこの時期を、おの進で過ごしてみませんか?ぜひ、究極の面倒見を体験してみてください。
講師 望月和総
成績が良くない人は、良い人を見てこう思うかもしれませんー「あぁ、いいなぁ、あいつは勉強ができて。勉強が好きで。」と。まず理解して欲しいのが、成績上位の人でも、多くの人が別に勉強が好きなわけではないということです。
では、なぜ成績が良いのか。それは、彼らは自分自身に厳しく接することができているからです。点数を取るために、自分のやりたいことを犠牲にしているからです。彼らだって本当はスマホやタブレットをいじりたいはず。彼らだって本当はさっさと寝てしまいたいはず。しかし、そのような欲望に打ち勝ちシャーペンを握った結果が、実は彼らの良い成績を生み出しています。
自分はどうせ頭が良くないから…と思っている人がいるかも知れません。本当にそうですか?あなたはそのスマホを手に取る前に、シャーペンを手に取りましたか?あなたは眠りにつく前に、課題や宿題を済ませましたか?つまるところ、頭が良くない・勉強ができないと感じている人の多くは、単に自分に甘いだけの場合が多いのです。
ただ、厄介なことに染みついた習慣というのはそう簡単に抜けるものではありません。なので、私は授業の中で甘えは許しません。宿題を忘れれば厳しく指導しますし、小テストに合格できなければ合格できるまでテストします。それは、あなたの中から甘えを取り除き、自分に厳しく接することができるよう願ってであることに他なりません。
こんなことを言うと「ただの厳しい先生」と思われそうですが、反して授業中は生徒の笑顔は多い方だと思います。やるときはきっちりやって、笑うときは思いっきり笑う。私はゆるゆるだらだらは嫌いです。慣れるまでは大変かもしれませんが、耐えて自分に対する厳しさを身に付けることができれば、おのずと成績に変化が見られるはずです。